​2020年8月の”ギフト”

神様にお委ねして       村上丈子

 

 イエス様が5つのパンと2匹の魚を人々に分け、男性だけでも、およそ5千人もの人を満ちたらせてくださったお話をご存知のことと思います。このお話をしてくださった時、三ヶ嶋先生が、「5つのパンと2匹の魚、こんな物が役に立つはずがないと思って、差し出さなかったら、人々が満ちたりることもなかったし、人々がイエス様の御わざを見る事もなかった。」と教えてくださいました。私は、神様が取るに足らないものをも、神様の善いことのために用いてくだるお方であることを知り、どんなに嬉しかったかしれません。私はその夜、そっと「取るに足らぬ私ですが、こんな私を差し出します。神様のご用ために用いてください。」と神様にお祈りしたことを覚えています。

 

 そのようにお祈りしてから、もう何年でしょう。神様は、私の祈りとは裏腹に、私が、どんなに神様の御心にそぐわない者であるかを教え続けてくださいました。その間には、こんなに至らぬ自分に何ができるのかと、心が責められて、神様に用いていただきたいなどと思わなければ、どんなに気が楽だっただろうかと、何度も思いました。でもそれは、神様の御前にあって、人間の思い上がった考えでした。すべてを成し遂げてくださるのは、神様であることを知るために、私には何年もが必要でした。そして、その月日には、多くの方々のお祈りとお支えがあったことを思います。皆さんのお支えに心から感謝して、9月1日から、近畿福音ルーテル教会教職アシスタントとして、用いていただくこととなりましたことを、ご報告させていただきます。取るに足らない5つのパンは、人々を満ちたらせ、その上、余りあるものとなりました。取るに足らないものをもそのように用いてくださる神様に、全てをお委ねし、神様が開いてくださった道を歩んでまいります。これからもよろしくお願いいたします。

 

  私は、自分の出来栄えや自分の頑張りでは、誰のお役にも立てない者ですが、私たちには、神様の御言葉があります。ローマ8:28にありますように、 「神を愛する者たち、つまり、御計画に従って召された者たちには、万事が益となるように共に働くということを、わたしたちは知っています。」

神様が、こんな私をも、どなたかの、何らかの益となるように用いてくださると信じます。

 

天の父なる神様。

「取るに足らぬ私ですが、こんな私を差し出します。神様のご用ために用いてください。」 

一心に蜜を集める虫たちの知らぬ間に、花粉が運ばれ、どこかで新しい命の花が咲くように、神様が御心を成し遂げてくださいますように。

尊いイエス様のお名前によって、全てのお導きを感謝してお祈りいたします。

近畿福音ルーテル津教会
​ 牧師:三ヶ嶋 徹

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